2010-01-01から1年間の記事一覧

超矩形と点の距離

kd木の戻り探索で超矩形と点の距離を計算しないといけないのですが、 4次元以上の矩形のイメージがわかず、どうやってやればいいかわかりませんでしたが、 以下のようすればできます(実際にはsqrtが重いので距離の自乗で判定してます)。 // 超矩形と点(…

K近傍kd木

kd木を使って指定した点から距離が近い順にK個の点を探索する プログラムのテストです。最近傍探索を少し変えるとできました。 マウスクリックした10近傍の点を探す。 wikiを参考に作りました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/Kd%E6%9C%A8 最近傍探索、二次…

続ボンバーマリオ

ほぼ完成しました。

ボンバーマリオ

なんとなく作ってみました。

再開

いままでファイルをinfoseekに置いていたのですが、すべて消されてしまったので リンク先や初期のスズメレンダラ開発日記も消えてしまいました。 バックアップもとってなかったので、本当に消滅です。 どこかに残っていないかと、一旦はてなを閉じてましたが…

厚紙で作るブリルアン・ゾーン

fccのブリルアンゾーンを厚紙を張り合わせて作ってみました。 前回のテトラへドロン三角錐とは異なり、辺の長さがすべて同じ(2cm)なので 簡単に作れました。コンパスの使い方に慣れてきたというのもあります。 ↑こんな感じで図形を描いてカッターで切って…

線形化

APWを線形化してk点を足し上げてフェルミレベルを求めました。 右は状態密度。オレンジ部分まで電子が詰まってる。オレンジの右端の 平たい段の幅が2evぐらいで、これを波長に換算するとλ=620nm=赤色。 これで銅が赤色というのがおおざっぱだけど説明できま…

APW法で銅のバンド計算

1原子のAPW法を作りました。とはいっても基本的に[1]のティッセン先生のプログラムをCに 直しただけなんですが・・・。 [1]のプログラムでは、有効ポテンシャルが既に与えられている、という前提だったので、 [3]を参考にLDAで有効ポテンシャルを計算して、…

擬ポテンシャル+OPW法でバンド計算

有名なPseudopotentials that workの論文のパラメタ表から引っ張ってきて 擬ポテンシャル+OPW法でSiとLiのエネルギーバンドを計算してみました。 ↑Liのバンド図 ↑Siのバンド図Siのバンドギャップがないのが気になりますが、大体形はあってそうです。 計算で…

mathematicaをLAPACK代わりに使う

一般化固有値問題をLAPACKを使って解いているのですが、行列が非対称になったときに たまに結果が収束しなかったりして困ってました。僕のLAPACKの使い方が駄目なだけかもしれませんが、 倍精度doubleでは駄目かもしれない。ちなみに、単精度(float)は全然話…

テトラヘドロン

結晶のバンド計算をするとき、繰り返し計算の度に、全k空間で状態密度を積分しないと いけなかったりするのですが、全k点を計算するのは大変なので、代表点の平均をとったり(特殊点法)、 金属なんかではテトラヘドロン法(四面体法)を使ったりして、近似…

分子のエネルギー計算

多中心積分ができるようになったので、後は結構楽でした。分子の計算もできます。 ↑入力ファイルはこんな感じで、HとOを配置。 水分子の電子密度。左はエネルギー順位で、↑↓はスピンの向きを示す。 ↑これはナトリウム原子の電子密度。電子軌道も書いてます…

結果もろもろ

非制限ハートリーフォック法

非制限ハートリーフォック法というので開殻系の電子軌道の計算をできるようにしました。 以前の計算では一つの電子軌道にスピンの異なる二つの電子が入るように計算してましたが、 奇数個の電子をもつ原子では計算できないからです。

Gaussian lobes

そこで、仕方なくGaussian lobesという方法でp軌道以上を近似してます。 これは、ガウス関数の中心をずらして足し合わせることでp軌道と似た波形を作れます。 結構良く近似できるし、なにより計算とプログラムがすごく楽になります。 初心者におすすめです。…

【物理】非制限ハートリーフォック法

電子軌道の計算は時間を見つけて去年から地味に進めていました。基本的にティッセン本を参考に作ってます。 しかし、以前にも書いたようにこの手の本では、一番大変なクーロン・交換積分の方法が s軌道までしかかかれていないです。p軌道以上の積分は積分結…

crazytalk

ちょっと笑うようになるところまで作りました。一番左が入力画像。真ん中と右は合成結果。 しかし、あくまでもちょっとで口が開いたり目の変形は厳しいです。ところで、実はiPhoneのPhotoSpeakというソフトやCrazyTalkというソフトで 1枚の画像から顔を変形…

3D顔データ読み込み

3D morphable faceというものらしいです。画像から3D抽出+変形してます。 有名なんでしょうか、かなり衝撃的なんですが。 ホームページ。 http://www.mpi-inf.mpg.de/~blanz/論文読んで作ろうと思ったのですが、そもそも顔画像処理をやったことがないので…

位相限定相関法(POC)

2枚の画像をかなり高精度に合わせこむ、最近注目の方法ということで作ってみました。 やっていることはシンプルなんですが、よく考えてあるな、という感じです。 平行移動のずれを求める場合と、回転角のずれを求める場合(回転不変位相限定相関RIPOC)を …

ノンパラメトリック・マルチスケールマルコフ確率場でテクスチャ生成

難しそうな名前ですが、濃度値の分布になんらかのモデルを当てはめないで 直接サンプル値から確率を計算する(テクスチャパッチを張り付ける感じ) タイプでテクスチャを生成するものです[1]。 マルチスケールというのは荒い画像から細かい画像へ段階的にテ…

ガウスマルコフ確率場でテクスチャ合成

前回は2値画像モデルだったけど、今回は多値画像モデル。 与えた画像からテクスチャパラメタを推定(最大疑似尤度推定)して、 そのパラメタを使ってテクスチャ合成してみました(3次ガウスマルコフ確率場モデル)。:布(本物) :布っぽい模様(合成) …

マルコフ確率場でテクスチャ生成

難しくていまいち理論は理解していないけど、画像認識の基礎II(森俊二著)の テクスチャ部を参考に作ってみました。ちなみに、この本はもう絶版ですが Cannyの最適フィルタの導出などあって、マニアックでなかなかよいです。 2値・2次モデル。5つのパラ…

お知らせ

4月より九州に戻ります。大学教員になります。 関東で知り合ったレンダラ関係の方々、短い間でしたがお世話になりました。 (とはいっても、レンダラ関係で何も貢献できず飲み会だけ参加してすいませんでした・・・) この日記もネタあればちょこちょこ更新…

ナイトアンドデイ

久しぶりに録音してみました。

【画像処理】メモ:平面射影変換

平面射影変換(四角から台形への変換とか)の変換式は以下。 u = (p1 * x + p2 * y + p5) / (p7 * x + p8 * y + 1) v = (p3 * x + p4 * y + p6) / (p7 * x + p8 * y + 1)分母を払い、パラメータpに関する一次式の形にする。 u = (p1 * x + p2 * y + p5) - p7…

TB法でエネルギーバンド計算

以前p系軌道の解析積分の計算結果を載せていたのですが、 あれは原子用に原点中心にした簡易バージョンです。 分子や結晶のエネルギーを計算する場合は、多体中心積分をやらないと駄目です。 s軌道系なら結構簡単に計算できますが、p軌道系以上になると途端…