simk_test その2

静止探索を修正したらgps_normalに勝ち越すようになった。
ただし、これはディスクトップPCでbona6のfv.binを使ってでの
強さで、選手権ではノートPCと自前fv.binなので、これよりも
大幅に弱くなる。

学習の方も文字コードを全部utfにしてビルドしなおしたら
一致率が上がっているので、今までのは、やはり何かまずかった模様。
あと一カ月は主に学習がメインになるだろうけど、他にできるとしたら

1.ponder
2.アスピレーションサーチ
3.多重反復深化
4.並列探索
5.長手詰みルーチン

とかだろうか。並列探索は厳しいかも。
アスピレーションサーチと多重反復深化がどれくらい効果が
あるか分からない。どうなんでしょう。
PVSとNull Move pruningはかなり効果があった気がする。

simkの時間制御は基本固定時間ですが、10手先読んで、5手先
以上が全て同じ手だったら探索を打ち切るようにしている。
ボナンザは探索を打ち切った場合に、チェック用に深さ1で
静止探索をかけて次善手との評価値の差を見ている模様。
ボナンザで探索深さが、9→13→14→1とか不規則になるのは
そのためなのだろう。

学習がうまくいったとしても、各種探索パラメータ(futilityとかreduction)の調整が
大変なのかもしれない。こういうのはGAで最適化がいいのかも。