将棋:探索アルゴリズムの比較

この次の一手問題を解くのにかかる時間を比較しました。

正解は「先手▲7一銀まで」で、深さ5で探索すると駒割のみで正解にたどりつけます。
↓レポートです。
suzumer.web.fc2.com/tansaku.pdf

アスピレーションサーチやハッシュは思ったよりも性能に利かず、
ネガスカウト+null枝刈が40%高速化と大きく利いて、続いて指し手の並び替え
(駒を取ったり、成る手を優先して探索)が大きく性能に利くようです。
駒の交換値の計算は結構重いのですが、結果的にはかなりの探索ノード数を
削減できて効果大です。

こういう定量データって全然なく、結局どのアルゴリズムがどれくらい利くか
分からなかったので調べて良かったです。
指し手のソートがこんなに利くとは知らなかったです。